名前:ヴァーミリオン・エア
コードネーム:『紅』
性別:女
年齢:16歳
所属:KR 特殊部隊『E5』
種族:人
身長:152cm
体重:48kg
『性格』
好きなもの
生還 甘いもの 頼られること
嫌いなもの
虫 信念がない者
☆概要
元お嬢様という経歴持ちで、清楚系かつ上品な少女。
英才教育を受けた名残りで頭も良く、E5での役割は戦略家。順応性が高く、臨機応変なため危機的な状況から何度も部隊を生還させている。
頼られることが好きで、何事にも立場・年齢問わずお姉ちゃん面をしたがる。しかし、変に自信を持つと空回りする場面もしばしばある。
エアは戦場で生き残ることに執着しており、生き残った自らを"肯定"することで強い快楽を得ている。
ちなみに拘りもあり、自分の力によるものでなければならないのと、ピンチであればあるほど生還した際の彼女が得られる自己肯定感による快楽は段々と高くなっていく。
故に殿には進んで出るし、常に先頭に立って剣を振るわないと気が済まない性分。
生き残らなければ得られない快楽とは、随分と矛盾した在り方をしている。
『経歴』
97年〜KR入団(14歳)
99年〜死亡(16歳)
『過去』
とある貴族の家の出。
王国の中でも地位が高く、将来的に王子の妃となる事が予定されていたため様々な教育や躾が行われた。王子に相応しい女になる、という抑圧された幼少期を過ごしたことで己の欲望への意識が薄くなった。
そんな時、国がVICEによって滅亡し、国も地位も名誉も金も失った。
生き残った先にたどり着いた街で彼女は保護される。
周囲はあのVICEから生き残ったのは凄い、奇跡だと彼女をもて囃した。
そんな時、彼女の中にあった歪みが輪郭を帯びる。どんなことをしても誉められず、認められることのなかった自分が、あのVICEから生き延びたことで他人から賞賛されている。それは物凄い偉業なのだ。
その歪んだ多幸感が、彼女満たす。自分という存在を確立していく肯定感がたまらなく快感になっていった。
その人格は受け継がれ、死亡するまでの彼女を形作っていた。
ちなみに名前の"エア"が彼女がよく呼ばれる部分だが、国が滅亡して以降彼女はヴァーミリオンという名しか名乗らず、KRに入ってから自らの戦闘スタイルを見た戦友が『空気を滑っているよう』と表現したことから"エア"と名乗り始めた。
『保有能力』
名前:マナ・ストール
効果:事象発生の遅延。斬撃や魔法などがワンテンポ遅れて発生する。本人の意志で発生タイミングを決められるが、相当な集中力を要するため素の状態では至難。
『武装』
名前:麗蓋・焔
頭に留めてある赤色の簪(かんざし)。
魔力を込めることで、炎を司る剣に変形。
その加護にはどんな状況においても、"集中力が持続する"という効力を持つ。これによりマナ・ストールのデメリットをカバーする。
『戦闘スタイル』
主にマナ・ストールによる遅延で発生した事象後に霧散する魔力を再結集させることで一時的に足場や反射壁を作り上げ、狙撃魔法による跳弾や底上げした身体能力と足場を駆使して敵を翻弄する。