雑置き場

触発されたり、思いついたり。気分なので不定期更新。

セレア・リーゲル

名前:セレア・リーゲル

二つ名:麗しき戦躯

性別:女子

年齢:16歳

 


所属:KR 盾課分隊"アイギス"

種族:半獣人

身長:183cm

体重:76kg

 

 

 

【概要】

凄まじい怪力の持ち主。それを活かして、戦場でも活躍しているが実際は対人に少しだけ苦手意識がある。だが、それを悟られないように常に明るく振る舞っているが、完璧ではなく他人の話ばかりを聞いて、なかなか自分の話ができない。かといって聞き上手という訳でもないようである。

頼られるという点では人脈は広く、自然と情報が集約することから情報通としての顔も持っているようだ。

"強い"という自分のイメージや周りからの期待を裏切らないようにいつも気負っている。ので、あまり自我を表に出すことがない。

そんな自分がダメだという意識がありながらも、なかなか自分からという一歩目が踏み出せないようである。

 

 

 

【概要2】

「パパ……私もう、分からないよ」

父親であるロドルス・リーゲルの死。

昔から父親の背中ばかりを追い続けたセレアはその現実を受容できなかった。自分の一部が欠けたようで、何度も後を追うことを考えた。

彼女の心の支えは家族であった為、ダメな自分との折り合いも、感じている重圧にも耐えれてきた。だがその大黒柱である父の死は彼女を容赦なく打ちのめした。

絶望したままではダメだと思うが、父の姿が頭から離れず、その死を思い出すようなことを避けてもダメ。

壊れかけた心のピースを埋めるべく、セレアは聞かされていない"父の死の真相"を探ろうとする。

昔から怪力で物を壊し、人を傷つけ、そうして傷ついてしまう心優しいセレア自身に、父であるロドルスはこんな言葉をかけた。

「力あるものは力を正しく振るいなさい。人を守り、多くの人に尊敬されなさい」

だが彼女にはその言葉の意味を、それを探る自分を見失っている。今までその言葉に従ってきたが、父がいなくなった現在、そう振る舞うことに価値などあるのだろうか?

彼女はもうないはずの父の影を追い、そしてその死の軌跡を辿ろうとする。

 


【補足】

セレアはまだ16歳という若さであり、早くに自分に多くの愛情を注いだ父を亡くした。まだ未発達な彼女の心は父親の愛情を欲していたからこそ、彼女はまだ現実を全て受容できていない節がある。

 

 

 

 


【戦闘スタイル】

主にタンクという役割を持っている。戦場ではその体躯を活かした盾役を担いながら、隊長や副隊長が倒れた時のもう一人の頭脳係。

かなりぶ厚い甲冑を身にまとい、攻撃を受けるだけでなく、その怪力から放たれる破壊力抜群の一撃はどんな硬度のある物体でも容易く破壊してしまうだろう。

 

 

 

武装

 


【鶴翼の座劔】

父ロドルスから与えられた劔。特殊な魔力を帯びており、解放させると一時的に重力を歪ませ身軽な挙動を可能とする。

時間制限があるので、相手の意表をつく際に用いられる。

 


【主天の甲冑】

かなり分厚い甲冑。

ヒューマンである母親から入団する際に与えられた。目立った意匠はないが、甲冑の中には家族の筆跡で自らの名前が書かれている。

 

 

 

【無権の盾】

自らの体躯を上回る程の盾。

いくつもの盾を使い回したが、これが一番に馴染んだので選んだ。凄まじい力があるらしいが、セレアはそれを開放し、使いこなすまでには至っていないようだ。

 


【希いの雨】

セレアがかけているネックレス。

三つの雫がぶら下がっており、セレアと父と母の写真を飾っている。

このネックレスは魔力をこめると前述した装備に変形する事ができ、武装自体も父であれば劔、母であれば甲冑、自分は盾……と与えてくれた人の写真に対応しているようだ。