雑置き場

触発されたり、思いついたり。気分なので不定期更新。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

英雄 レオンハルト

『基本情報』 名前:レオンハルト 異名:先駆の剣英 出身: 所属: 『生体情報』 種族:ヒューマン 性別:男性 年齢:27歳 生年月日: 身長:186cm 体重:77kg 『性格』 ☆好きなもの 焼きたてのパン 食事 女性からの歓声 繊細な作業 剣を打つこと ☆嫌いなもの すぐに諦…

内神界 イレーオール 歴史・暦

参照 内神界 イレーオール 『人の時代』 【円卓の騎士時代】 (騎王暦 1年〜53年) 極素という存在に人類は怯えてた。そこに円卓の騎士が現れ、"ナイトオーダー"と呼ばれる規律によって極素の扱いを定める。それにより人類は劇的に進歩していった。 円卓の騎士…

誅の派閥

【概要】 派閥の魔王は"アビス・ネビュラ"。派閥内、ある一定のコミュニティでは彼を別名として「ソレイユ」と呼ぶ。 VICEへと与するのは飽くまで手段であり、彼らには、呪われし世界"グルーム"の浄化を目指すという同一の目的がある。 それもそのはず派閥の…

西帝 ディートリヒ

「私はさ、何より自由でいたいんだ」 『基本情報』 名前:ディートリヒ 異名:西帝 三英雄 出身:ユースティア ノルフェイン大陸 所属:英雄機関 『生体情報』 種族:魔族 性別:女性 年齢:25歳(肉体年齢) 生年月日:異暦67年 2月8日 身長:163cm 体重:52kg 『性格』…

Mind URLまとめ

プロローグ https://kyomunohate.hatenablog.com/entry/2024/09/04/232505 一話 https://kyomunohate.hatenablog.com/entry/2024/09/04/232531 二話 https://kyomunohate.hatenablog.com/entry/2024/09/04/232617 三話 https://kyomunohate.hatenablog.com/e…

Mind 最終話

最終話 「うおお〜い! ゼルディス殿ォ〜!!」 気の抜けるような声が、吾の意識を取り戻させた。未だに空中へとどまる身体。感覚は正常で、手も足も動く。どうやら現実へと帰還したようだ。 ネビュラがこちらへと近づいてきた。 「ネビュラ殿。生き残ったか…

Mind 七話

"ゼル"。 この世界は、ううん。どの世界にも、どんな場所にだって人がいて、動物がいて、営みがあって、幸福も悲しみもあった。 誰かのかけがえのないもので満ち溢れていたんだよ。 それを奪って、失って空っぽになった世界に何が残るの? 怒りも、悲しみも…

Mind 六話

空中にいくつものエネルギーが炸裂した。 巨大な力と力のぶつかり合い。勝負は必然に火力と、技術力の競合となっていく。 「明零(あぜろ)」 西帝の周りが無作為に爆発する。それでもなお止まらない斬撃を、同時に吾の触手で処理していた。どれだけ火力を押し…

Mind 五話

自らの問題にはいずれ決着がつく。 ならば次は、目の前の課題だ。 基地への足取りは一歩一歩が着実である。いつも通りの、鷹揚さに溢れている。久々の感覚を取り戻していた。 扉を開けば、周りの分体たちが傅く。整然とした統一感だが、空気の悪さだけは隠し…

Mind 四話

疑いを晴らす必要がある。それを念頭に置いて行動していた。分体の言動にも注意は払っているつもりだった。だが、疑惑を掛けられた後ではどうにもならない。 今はそのイメージを払拭し、いつも通りに動く必要がある。 それでも『殖』の孤立は避けられなかっ…

Mind 三話

「夢……? 睡眠時によく見る、アレか」 「違うよー! 違う! 将来何をしたいか! 何になりたいか! そんなもの!」 またこの少女の夢……。 自覚がありつつも、制御の効かない空虚をひたすらに傍観することにした。 広い、ただ広いだけの野原だ。咲き誇る花々な…

Mind 二話

「ゼルディス様。お待ちしておりました」 「前置きはよい。現状を伝えよ」 吾は前線の基地までたどり着く。基本はエネルギー消費の効率化のため、人間体が常だが威厳を示すためにも今は元の姿に戻る。 やはり殖の陣取りは他派閥から多少の距離感がある。交流…

Mind 一話

一話 「綺麗だね!」 世界で一番の大間抜けだ。この少女は屈託なく、瞳を輝かせ、吾の醜悪な体を見てそう言った。 最初は皮肉だと思った。迫害を受け続けた身からすれば日常なので気にも留めない。しかし、会うたびにそう言われ、長い月日をかけて少女を知れ…

Mind プロローグ

生まれながらにして異端。 出生の際、克明な状況までは把握してはいない。しかし母体から発せられた声は、歓喜であったか悲嘆であったか。 部下の報告を受けながら、遠き日の記憶に酔う。傅く分体たち、重く硬い玉座。現実はやはり、異なる退屈たちがひしめ…